標柱図鑑 改版中
2015・11・20 ホスト・サーバー改善 ●
〜明治期標石・標柱類 博物館〜
By 熊ぷー@岡山シティミュージアム・市民学芸員 Mail
2012年10月 岡山市デジタルミュージアム から改称
Established 2010/04/29 13:00
Started to Revise 2015/11/26
個人的責任で開設したもので、上記ミュージアムは関与しません。
改訂が追い付いていません。 下記の、ミュージアム紀要の記載内容が最新です。
緊急掲載 A: 長崎県の場合 宮崎県の場合 (膨大な記録を紹介する予定) 鹿児島県の場合 <2012年>
緊急掲載 B: 岡山市デジタルミュージアム(当時)紀要 「岡山びと」 掲載論文 初報&二報 [PDF版] (クリック)
2016年4月 第三報 掲載しました
緊急掲載 C: 2012年夏以降に再発見した里程標石 (クリック) D: 標柱の直視(すとれーとびゅー)
ここでは、最終的には、標石の形態的・系統的な分類を試みますが、たとえていえば、昆虫採集のような作業です。
そこで、昆虫図鑑になぞらえて 『標柱図鑑』 と名付けました。 現況は、『標柱標本の収蔵庫』 です。
最初から分類をするのは実は困難で、仮の分類をするとすぐに 「新種」 や 「亜種」 が出て来ます。
「種」 だけでなく、「科」 「目」 まで新しくする必要があったりします。 >> 系統樹の試み(準備中)
気を付けなければいけないのは、「遺伝子操作に拠る新種」 の出現です。 羊の 「ドーリー」 ほど著名なコピーで、
そのことが明示的に伝えられていれば許せるのですが、「不完全なDNA」 を持つものも混じります。
不完全なコピー自体が 「歴史的事実」 であり 「史料」 なので排除できないが、見極めに、注意を要します。
石標(木柱)類で言えば、 原初の設置者による修復・復元・改築/他から強く影響を受けた遅れてきた原初作品/
後世の学術的修復・レプリカ/啓発的・記念碑的 「復元物」 の混在です。 最後の 「記念碑的」 作品では、平成期の
「町興し」、大正初期の 「青年團・青年会/大典記念」 が特徴的です。
明治期 里程元標画像集のページ 部分閉鎖中
明治期 里程元標の復元バリエーションのページ
明治期 里程標
明治期 連番型里程標のページ
註) 仮に、連番型と名付けたのは、岡山県/宮城県/宮崎県 などで見られるように、整数里程の連番で建てられたシリーズ型。
明治期 非連番型里程標のページ 閉鎖中
註) 整数連番にこだわらないで、町村単位の中心位置に建てられたもの。 大正期の 「道路元標」 と並立する場合も多い。
宮崎県の例では、「連番」 「非連番」 が混在する。
明治期 古写真・古地図に見る標柱類 閉鎖中
明治期 管轄境界標のページ (準備中)
分類困難碑石のページ (予定)
【余話・夜話】
漂流する標石
県単位の里程元標は、現代社会の開発活動を受けて、移動させられます。
邪魔にされた一般標石でも、『保存/保護』 されること自体は喜ばしいが、元情報が失われると、保存の意味がありません。
【参考】
江戸期の街道筋の里程標 閉鎖中
江戸期の一里塚に、程番号を付した例
豊後街道[柳川藩]/丹後田邊藩[舞鶴藩]/土佐街道[松山藩]/肥後の里木(豊前道と薩摩街道)
精銅所への道筋の、およそ一里ごとの要所に里程標柱を立てた例 (秋月街道)
参考文献のページ (準備中)
========
別館 明治期標石の分類学 へ (準備中)
街