ご注意!
  このページは、ひとりの老自然科学者が自らの体験を主観的に記したもので、医学的はもとより視覚に関する生物学・心理学的な真理を示すものではありません。
  特に、「視えること」 と 「視えていること」 の隙間を追究している積りなので、ご容赦ください。

 
  < March 23 眼帯がとれて > 
  最近は、内科系の疾患の外科手術でも、術後まもなく、静かな歩行を勧められます。 大きい問題を抱えないときには、軽い運動は心身ともに回復を早めるという考えによります。
3/23日(土)には、眼帯が外されました。 紫外線除けのゴーグルみたいなものを奨められたけれど、事実上裸眼です。


  < March 24 視え始めた世界>  
視え始めた画像をあまり注視するのは医学的には問題があるが観察を断続的に続けます。

  眼帯が取れた直後には、眼ん玉の中に相当量のガスが残されていて、いわゆる 「硝子体」 が復元しているわけではありません。 当然、右眼では光や色、おぼろげな物の形を感じるが、文字が識別できるものではありません。
  視線を水平線を保つと、少年の日に、水中メガネ (ゴーグル) を掛けて、水面すれすれを眺めた光景が見えます。 正確に言えば違うのだが、「ヒタヒタと揺れる水面」 と 「空気感のある空間」 が漠然と見えます。 つまり、硝子体が部分的に水で満たされていように認識できます。 「空気感がある空間」 は、実は最終的には 『存在自体を感じなくなる』 はずの空間で、つまり、水(ジェル状の液体)で満たされた部分です。 もう少し正確に書きましょう〜   「ヒタヒタと揺れる水面」 と思えるのは、視野の 『下の1/3』 に存在し、「空気感のある空間」 は 『上側2/3』 程度です。 眼球自体の構造を思い出せば、『上』 に見えている部分こそが重力空間で 『下』 なのです。

  さてさて、後に数量的な記述を試みますが、もう少し定性的な話を続けます;−
視線を落として、鉛直下方を、つまり膝元を眺めます。 たとえ話をすると、甕の中に水を張って上から覗き込むような映像に出逢います。 つまり、視野の周辺部分に甕の内壁が見えて、水面が見える〜〜ような映像に接することになります。 この場合は、「水面の下方」 には水(ジェル状の液体)があると考えて良いようです。
  この場合、甕にたとえたときの内壁は備前焼の水甕のようにズンドウでなく、口を思いきりすぼめた金魚鉢のようになっているのでしょう。 もし視えている 「水面の直径」 が小さくなってゆくなら、金魚甕の水量が増えて行くことを示すと考えてよさそうです。
  23日の夕刻時点では、この円形の水面の直径は〜〜これ以降、視野角で表現しますが〜〜六寸皿(直径18.5cm)を膝の上に置いて眺めるとき、皿の円形と 「水面の円形」 とが一致する距離が約13cmでした。
  24日の夕刻、同じ六寸皿方式で、「水面の円形」 が一致する距離は16〜17cmでした。

  「視力」 の回復について書いておきます;−
この段階でも、文字やもの形はかなりの精度で識別できます。 上記のように視線を鉛直下方に向けて、金魚甕の水面下で画像を探すと、3〜5cm離れて、指の指紋が認識できる程度には視ることができます。  ただし、この動作を繰り返して視神経を疲れさせるのは良いことではないでしょう。


  < Marchi 25 ガス量の減少 >  

  24日の夕刻、同じ六寸皿方式で、「水面の円形」 が一致する距離は18〜19cmでした。 指紋が識別できる距離は7〜8cm。

  < March 26 チャートの導入 >  
  視力検査のためのチャートは、WEBの中でも、さまざま、公開されています。  ここでは、半分ジョークで、M・紙が震災被害地を励ますために設定しているロゴを使います。  厳密に言えば、『知的財産権』 に侵害の容疑がありますが、M・社の寛容を期待します。

          ほぼ実寸大です

  現段階で、水平視線の姿勢では、このモニタ上の画像自体が見えません。  新聞から切り取った紙片を持って、鉛直(下方)視線で見るとき、数センチまで近づくと、「希望新聞」 の部分部分が識別できます。  むしろ、題字下のゴチック体文字や欄外の日付の文字は4〜7文字単位で、判読できます。  このときも視線は鉛直下方で、明視距離は7〜8cmです。

  本日のガス量:朝 六寸皿方式で測って〜〜距離約16〜17cm  指紋など識別明視距離 約8cm
           夕方  同じ方式で         約19cm


  < March 27 回復度合い >   

  本日のガス量:朝 六寸皿方式で測って〜〜距離約20〜21cm  指紋など識別明視距離 約13〜14cm
           夕方  同じ方式で         約22cm      指紋など識別明視距離 約12〜15cm

  ただし、昨日ごろから、「円形の水面」 の周辺縁取りの 「黒色リング」 の幅が増えて、濃厚になっています。 
  また、指紋識別距離はほぼ維持しているが、「水面」 の 黒ズミ の度合いも濃くなったので、精彩度は下りました。

  「希望新聞」 の画像に関しては、鉛直視線で、全体は識別できるが、部分部分の隅々の精彩度は不充分。 (昨日より低下)


  < March 28 議論の整理 >  
  「視えている (とおもわれる) 現象」 と 「現実に視えている画像」 の区別が旨く伝わらないように思います。 現在進行形の眼球 (眼ん玉) の状況を、再び整理します;−
  先ず、通常直径で4〜5cmあると言われる眼球の内部は、通常は生理食塩水のより濃いジェル状の体液で満たされています。 その一部がガスで置き換えられています。 スタッフの説明では、血腫を吸い出したあとを単に生理食塩水で満たすのは不適切で、原理的には、オイル状のもの/ガス体で満たす選択があるそうです。 ガスで満たした場合は時間を掛けてガスが吸収されてジェルが回復するのを待つ。 オイル状のものでは、事後の抜き取りが必要だということです。
  さて、眼球内にガスがあるということは、「眼球内部に 『ガスの凸レンズが入っている』 」ということです。 白内障対処で置き換えた人工レンズが適切で、網膜周辺の受容器が完全回復していても、これでは 「度」 が合うはずはありません。 鉛直視線状態で、「水甕の水中や水底を視る行為」 はこの 「ガスの凸レンズ」 を通して、外界を視ている状態です。   「水甕の水面を覗く」 行為は、「眼球の中を視る」 試みです。
  他方で、ガス量が減って来たときに水平視線で見る行為は、通常に視る行為にほぼ匹敵します。 27日ごろから、「水平視線で 『外界を』 視る」 ことが可能になり始めたのです。 もちろん、TVは 「額縁」 が視えるだけで、アナウンサー/キャスターの人数が判れば上出来です。

  この日の段階で、水平視線の視野の中に大きな遮蔽物はなくなりました。 その結果、硝子体に拡散した小さい血腫が 「視える」 ようになった。 また、鉛直視のときの 「水面」 に血腫が結集して 「水底」 が視難くなりました。  上記の表現を用いると、「硝子体内のガスのレンズ」 が拡散した血腫で覆われてしまう状況にあります。

  < March 28〜30 視力等の状況 >  
  六寸皿方式  :  28日朝 25cm  /  29日朝 30cm    29日夕 35cm  /  30日朝 45〜50cm
  鉛直明視距離 :  28日朝 18cm  /  29日朝 17〜18cm            /  「水面」 が暗くて鉛直明視距離測定不能
                                       30日   水平明視テスト(ランドルト環方式)  最良で 約 0.2 @1m
 
  < March 31 ガス量縮減 >  
  残存ガスの映像が、急速に縮小。 六寸皿方式にほぼ意味がなくなり、31日朝膝の上に置いた掌の中のテニスボールほど。
夕刻は、同じく、ゴルフボールほど。  ただし、「黒」 色の中に瑠璃光を伴う青/紫の球面に視える。

  < April 1 嘘ぢゃありません >  
  朝方、ラムネの玉状に視えた残存ガスは、正午前に、眼内映像としては消えました。  出来すぎてますね。  「ガスに由来する眼内映像」 については、ここまでに書いているようで伝わっていなかったに違いないので改めて説明が要るのかも知れません。  <記載予定>

  ともかく、午前中に、この眼内映像が消えました。 消える直前には、それまで硝子体内を滑らかに(時間差なしに)滑っていたものが、「粘性を意識させる」 ように振舞いました。

  視力が、次第に整っていくのは実感できますが、たちまち、数値的に改善されるものではありません。
依然として、硝子体内に小さい 「砂嵐」 が残る感覚です。 ただし、「ガス体」 の映像が消滅すると、それまで 「視えていた」 硝子体内部が 「視えなく」 なりました。

  < April 3 確実に >  
  緩やかだが、確実に、硝子体の中の 「砂嵐」 と呼んでいた、蔭り・クスミが薄くなります。 1日単位では明確ではないが、丸2日程度の単位でみれば、新しい気づきがあります。 例えば、電子式のランドル環テストでは、環の切れ目が視えなくても、円は円に視え、それを囲む正方形は正方形と識別できます。
健常のときの視力検査の、見える/見えない の差異ではなく、薄暗くて 「見えづらい」 状況です。
自己診断では、0.1に達するぎりぎりと判定する部分でも、クリニックのスタッフは 「0.1と0.2の間まで来ましたよ」 と励ましてくれます。

  < April 5〜8 >  
  上に掲げた「希望新聞」 の題字部分は、ほとんど問題なく識別できるようになりました。 題字下の文字については微妙です。 つまり、この 『日記』 の平文の文字は右眼では視えていません。 ページトップのタイトルは 「滲みながら」 読み取れます。
「眼やに」 や 「点眼薬の残余」がないときには、50〜50cmで、ほぼ読めます。 現状では、1mや3mでなく、50〜60cmにベストポイントがあるようです。
凝視し、画像の鮮明度確認するときに 「疲れる」 感じは、Video 面経由より、実物切り抜きの方が楽です。

  上で、ベストポイント距離と述べたのは、健常なときの 「距離調節能」 によるものとはいくらか意味違うと思われます。 つまり、水晶体(レンズ)の焦点距離の適・不適と違って、硝子体内の砂嵐状態で、画像が乱れ、光度も下がるのが改善されるとことにより、距離は延びると思われます。

  Videoディスプレーを用いた、ランドルト氏環テストの数値は、上記の硝子体内の状況にも依存するが、0.2は常態になりました。 状況次第で、0.3〜0.4を示すこともあります。

  < April 9〜11 幾何学的画像認識 >  
  ランドルト氏環の意味での視力が回復してくると、画像の幾何学的認識度が気になってきます。 結論を急ぐなら、上に掲げた 「希望新聞」 の青色題字が正方形に視えるか? という命題です。 つまり、現状では、右眼だけで見たとき、感覚的には 110〜120% 程度に縦長に見えます。 このことに気づいたときは少し衝撃的でした。 「悲観」 という気持ちでは全くなく、サイエンティストとして、「正方形が正方形と認識できるのはなぜか?」 ということです。 純光学的には、人工水晶体なり、清澄化が進んでいる硝子体内部なりが 「楕円体面レンズ(オーバル)」 状態にあるということですが、機構的にどうであれ、『そのように視えている』 !!のです。
  翻って、現状の左目だけで見たときにほぼ正方形と認識されます。 厳密性を増すために、実測してみます。 まず、原版(新聞紙)の状態は横が44.8mm、
縦が45.1mmと計測されます。(降水確率 90% の雨の一日の午後) 事実上正方形としておきます。
他方で、VDT の上の画像を計測してみると、横が45.3mm、縦が46.2mmですから、正方形としたときの縦横比率誤差は2%以下です。

  VDT画面上に Excell 標の機能で格子状の升目を作って、調べます。  具体的には、下図のようなものを用意します。 これは説明のための図ですから、フルサイズのものが必要なら、ここ(クリック) で手に入ります。

         

   現実のVDTの性能を考慮したときには、真の正方形の格子を実現するには、天地を敢えて 1pix 程度小さく設定し直すのもよいかも知れないが、誤差範囲は2%程度なので、このまま進めます。  このチャートで、右眼だけで見たときにほぼ正方形と認識できる値を求めると、縦 50pix に対し、横58 あるいは 60pix が適宜なように思えます。
 つまり、様々な誤差を棚上げにすると、横幅 58〜60pix に視えるべきものが 50pix に 「縮んで」 認識されているということです。 縦長に視えているのか? 横狭に視えているのか? は、同じチャートを使って解明できそうですが、今は深追いしないで置きます。  感覚的には 「横狭に視えている」 ようです。 「縮みの率」 として、約86%を採用しておきます。

  以上のテストは、座位で、水平視線で試みました。 しからば、「頭の軸が水平になるように保って」、あるいは 「座位で、視線を鉛直に向けて」 同じ格子枠を見たときの画像認識〜〜については、明日試します。

  これらのテストで、もう一つの現状が見えてきます。  正方形の格子は充分に予想されていたことですが、「餅焼き網」 のように 「不等辺4角形」 の集合体のように歪んで認識されます。 その歪みは視線を移動させたときに移動に伴う成分と、移動で改善される成分があるようで、歪みの正体が角膜・水晶体周辺によるのか、硝子体内部の状態を反映しているのか、網膜周辺が問題なのかは、わたしの経験だけでは解明できません。
  視線の方向や体の態勢を変えても、上下方向(頭の軸の方向)の線はほぼ直線と認識され、左右方向(頭の軸の直角の方向)の線の歪みが甚大です。

  ランドルト氏環テストによる視力 : 0.2 @50cm 0.3@100cm  (かなり疲労した状態で  VD画像)

  < April 12 正方形テスト > 
  体位や視線の方向を変えたときのテストを続けます。  上のチャートを、座位で、視線が鉛直下方になるように眺めると、横幅 55〜58Pix の列で正方形と認識できます。  つまり、「縮みの率」 は88%ていどです。  横臥位で 55Pixで、仰臥位では 53〜55Pix が適宜な位置で、「縮みの率」 はそれぞれ 90%、93%と判断され、「縮み」が減っている」 ことが認識されます。  そのような効果が生じることについての仮説はあり得ますが、ここでは議論しません。

  えぇ、逆立ちして調べることは、〜〜 いくらなんでも止しておきます。

  < April 13 オーバルレンズ >  
  視覚系全体で、オーバルレンズ状態にあると言いました。 通常の人でも、「乱視」 の矯正にはオーバルレンズが用いられます。 簡単には、俗称として、 「かまぼこ型補正」 とか 「円筒型補正」 とか言うかも知れません。  
  そのことの気づいたとき、「オーバル(楕円体)」 の長軸が体軸 (頭部の軸) に一致しているとは限らないことに思い至りました。  正座位で、上のチャートを水平前方を見て、チャートを回転させます。 時計回りにほぼ10〜12度程度回転させると、元来正方形であるものの縦横比率がおよそ1:1に視えました。 つまり、オーバルの長軸が自分の側から見て、約10〜12度時計回りにずれていると言えます。 チャートを反時計回りに10〜12度程度回すと縦横比率は最悪になります。  ただし、「縮みの率」 は昨日より 「改善=差異が縮減」 しているようです。

  < April 14 レーザー焼結 > 
  造影撮影によると、眼底の動脈瘤で出血が続いていることが確認され、レーザー光で焼いて喰い止めることになえりました。  前後の検査・処置を除けば、正味10分程度、椅子に座っていれば済みます。  前後で、自覚的に変化はありません。

  (私の認識では理解できない)不思議な現象が起きています。  右眼が、左に比べてクリアに (明るく) 感じられる現象が現れ始めたことです。  あるいは、右眼の眼球内部が清澄になって、総体として光受容が増したからでしょうか?  白内障対策として、眼内レンズに置き換えたからという説明は容易ですが、経過を見守りたいと思います。
  「クリア」 の内容を詳しく書けば、色調としては、青味が増すような〜    左目が既に健常・万全の域を外れているので、絶対的な検査法が必要です。
WEB内に いくつかの 「色覚テスト」 がありますが、適切なものに行きついていません。

  ランドルト検査では、右眼(50cm)で0.3をほぼ達成。  ただし、右眼の回復に応じて、左右バランスの機能が働くので、疲労感/めまい感が発生。


      


  < May 13 再発 >
  着実に快方に向かい、ひと月間を開けたので、発症から8週間たったので、現況を書こうとしていた矢先です。
朝起きがけに、気が付けば、右眼の視野が 「墨流し」 でした。  起き上がって、暫くすると、視野全体が 「すりガラス状態」 です。  墨流しは消えて、あからさまに、「蚊が飛ぶ」状態でもありません。  初回は、視野角で半分ぐらい、中央部に 「すりガラス」 をはめ金だ状態だったが、今回は視野全体です。  赤いとか、彩りはありません。
  座位、横臥位、仰臥位において、大きな差異はありません。  わずかに、視野内を 「ミミズ」 が這う程度。  姿勢体位を変えると、一応、重力に従って移動します。
  「視力」 という物差しで言えば、ランドルト環で測れる状態ではありません。  初回には、その余裕がなかったが、多分視野周辺では測れたのかも知れません。 今回は、例えば掌はおぼろげに識別できます。  表裏は判りません。  指の本数は判らないが、視線を動かすと、おぼろげながら、指が1本視えたり、2本確認できたりします。 

   < May 14 網膜損傷は免れたか >  
   緊急受診の結果、超音波エコーの結で果は、網膜の損傷に至るおそれはない模様。  ただ、硝子体内部への出血ありという。  動脈瘤ではなく、毛細血管からの出血と理解される由。 目薬と日薬で直す〜 なんて語呂合わせをしている場合ぢゃない〜〜 けれど。

   < May 15 60時間経過 >  
  ランドルト環で言えば、20cmぐらいに接近しても、0.02に達しないが、ようやく、20〜30の距離で、手の指の本数がようやく見えるようになりました。

   < May 18&19 晴れ上がり >  
  自覚的に眼球内の 「晴れ上がり」 が実感でき、30〜50cmで手の裏表/手指の本数が確認できるようになりました。
実際、18日の視力検査では、白紙カードに黒色で書かれたランドルト環やビデオ端末の 「発光タイプ」 のランドルト環が視えるようになりました。数値は確認していないが、0.06に迫ったと思います。 超音波エコーで、網膜の損傷は心配不要なようです。
  19日朝:144時間経過でWEB内のランドルト環テストは0.08の判定でした。
  ここで、硝子体内部の、出血に基づく自覚的映像について整理してみます;−
重症な状態から順に  墨流し/飛龍//飛蚊/砂嵐/スモーキー
これはあくまでも感覚的なもので、前の方は比較的急性期で、姿勢によって画像が動き/変形します。  また、此処に書いた症状は混在します。
  本日の段階を言えば、砂嵐(砂粒)とたなびく煙が混在して、いずれも視野の中を緩やかに流れるけれど、「砂粒」 の流れが特に意識されます。
乱暴に言えば、視力を決めるについて、「スモーク状態」 は明度(照度)不足を招来し、「砂粒」 は分解能の低下に直接に影響します。
  回復のために試みていること;−
緩やかな首周りの運動/日常行動を積極的にする/時間の隙間を見つけて(短時間で良いから)体を横たえる/熱くない風呂にユックリ入る。

   <May 20 いくらか視え始めると >  
  人間という生命体は良くできているし、また厄介なものです。  そんな言い方すると 「不遜」 の謗りを受けるが、視え始めると (視力が回復し始めると) 困ったことが起きます。  それまで視覚系は右眼からの情報を無視して情報処理していたものが、右眼の情報を混えて処理し始めます。  左目が困惑状態になって、疲れます。  軽い眩暈や、ごく軽い嘔吐感が出ます。  だけど、着実に回復しているのです。
  昨夕の段階で、距離50cmだが、0.2で合格のハンコが貰えそうです。  今朝のクリアの状態では、0.3〜0.4が読めなくはありません。 敢えて注釈を加えると、中学校などで視力検査したときの 「読めません」 の場合の、特に乱視を伴うときの 「クリヤに視えているのに滲んで読めない」 感覚と違って、スモークに紛れて 「判読」 できないのです。  8週間ほど前に提示した 「希望新聞」 題字を素材にすれば、4つの大きい文字は (30cm程度離れて) 識別できます。  文字の輪郭線は滲むけれど。




     ガン(眼)病院から

    2012年3月21日、突然眼の手術を受けました。
丁度10年前に、その年は21日が彼岸の中日でしたが、主治医の制止を振り切って退院した日です。

ジョーク/語呂合わせを言っている場合ではないが、因縁とはそういうものです。
9年前には、その中日と言う日に、紀州・那智権現社まではるばる出掛けて、補陀落渡海の空気に触れてきました。
たまたま、畏敬するO−氏のワークショップがあったのを選んだのです。







配色の趣味が悪いけれど、術中に 「視えた」 特徴的な色世界を模擬したものです。。。。
黄色系の色は、多分、ナトリウム・ランプの色で、青系に色は補色として、感じた色だと理解しています。。。
青系の色はもう少し鮮やかなスカイブルーで、黄色系の色は幾らか赤味がかっていましたけれど。。。

  < March 16th  きっかけ >  
  事件が起こったのは、3月も16日の金曜の夜半でした。 就寝前の片づけをしているさなかに、右眼の視野が突然に陰りました。
常套句として 「眼から鱗が落ちる」 というのがあり、〜〜 あまりにも常套句で。ほとんど状況を説明していないので〜〜私としては、はっきり言って嫌な言葉だが
その眞逆で、眼の底に鱗が貼りついた状態になりました。
きれいな円形で、CD盤を手に持って、いっぱいに伸ばしたときほどの視野角でした。 この段階では、周辺視野の陰り/クスミはなくクリヤでした。
この場合は眼の底に貼りついた状況で、視線を水平にしようが鉛直にしようが変化しません。 楽観的に、一夜明けたら問題は解消するさ! と思いつつ、熟睡しました。

  < March 17th 明けて。土曜日 >  
  ひとよ明けて、、瞼を開けるまで、ほとんど昨夜のことは忘れていました。
「飛蚊」 症状が気になり始めました。 

  < 同日 診断 >  
  駅付近の、土曜日も開けている、TKS眼科に行きました。 診断結果は、「細動脈瘤破裂の疑い」 でした。 下世話にいう 「眼底出血」 ですが、
外から見たのでは、視神経の中心部を血腫が覆っていて、神経の浸食が疑われる由でした。 3/21日に施術の予定で進めてもらうことになりました。
施術としては眼球 (ガラス体) に細針管を指し込んで、必要なら血腫を溶解して吸い出すことになります。 神経侵食の進行次第では網膜部分 (黄斑部) での
血腫除去もあり得て、さらに高度な技術を要する由です。
  併せて、同じ右目の、進行しつつある白内障を水晶体交換 (レンズ挿入) で対処することになりました。

  < March 18,19,20 待機 >   
  日曜と彼岸の中日(火)を挟んで、3日様子を見ることになりました。
待機中には、幸いなことに、重大な変化はなかったもようです。 自覚的には、「眼の底の鱗」 の周辺部が真円から台風の衛星写真のように渦状にやや広がりました。
「飛蚊」 の量と質が増えて 「これじゃ 『飛龍』 だぁ」 と冗談を言うほどで、かつ、小さい(黒く視える)粒子が視えて、勝手に 「砂嵐」 と呼んでいました。


  < March 21 施術 >  
  詳しくは、後日書き足しますが、別段のトラブルなく終了しました。 施術時間 (手術室滞在時間) は、正味では、10分程度の予備入室、間をおいて、
20分+40分位だったてしょうか?



  < Marchi 21 術中 「視えた」 世界 >  
  局部麻酔で、非常に明るい照明の下で行われる、「顕微手術」 ですから、患者には手術の一部始終が 「視え」 ます。 正確には、「視えた」 様に受け止められます。